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UFO

UFOの特許

仕事で弁理士の先生とお話することがあり、面白い特許のことを聴きました。

images-ufo.jpg 巷では「特殊特許」と分類されるものです。

NECがUFOの特許を持ってました。まずは特許検索です。特許庁の以下のページを開きます。
http://www7.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjkta.ipdl?N0000=108

T1.jpg

ここでのキーワードを入れます。
要約+請求の範囲 「飛翔体」
出願人/権利者  「日本電気」 
検索すると150件ヒットします。

さらに絞り込み、発明の名称 「飛翔体の推進装置」を追加して検索すると対象が出てきます

【目的】 宇宙空間及び惑星大気圏を高速度(数万km/s〜準光速度)で航行でき、急発進・急停止・直角旋回・ジグザグ旋回等の航法を可能にする新規な推進装置を提供する。

【構成】抜粋
強力な磁場を発生して飛翔体1周辺の空間の曲率成分に変化を与え、空間の歪み力としての加速度の場を生成させる。磁気制御手段は、磁気エネルギー発生手段による強磁場の発生態要を制御して強力な磁気エネルギーによって生ずる空間の曲率成分の変化を局所的に準反対称に制御し、該空間に発生した重力と等価な空間歪み力を当該飛翔体の推進力とする。

この特許申請はどうなったか?
「審査書類情報照会」のページで検索すると
http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/pfwj.ipdl?N0000=118

まずは、特許庁の審査で拒絶されています

理由:この出願は、明細書及び図面の記載が下記の点で、特許法第36条第4項に規定する要件を満たしていない。

記:本願明細書には、当業者が本願発明を容易に実施して、空間歪み力を飛翔体の推進力とすることができる程度に記載されているものとは認められない。
(もし容易に実施し得る程度に記載されていると主張するのであれば、実験成績証明書、または、権威のある研究者による実施できることの証明書を提出されたい。)

特許法第36条(特許出願)4項とは
 前項第三号の発明の詳細な説明は、通商産業省令で定めるところにより、その発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者がその実施をすることができる程度に明確かつ十分に、記載しなければならない。

NEC側は意見書で反論し、実験は計画中なので今は無い、よって 以下の証明書を添付した。

”この磁場推進方式は、従来の化学燃料の燃焼ガスによる反作用飛翔方式と根本的に異なる新しい場の推進方式であり、かつ実現可能な方式である。”
米国物理学会誌(Physical Review, Physical Review Letters, Journal of Mathematical Physies)論文審査委員(重力分野)ロシア科学アカデミー学術組織委員(重力分野)、元東北大学教授 早坂秀雄

そして、これにより特許法第36条第4項に基づく拒絶理由が解消され、特許登録されてます。

なんか変。これでいいのか?NECがこのような特許を出した背景は?
考えるとおもしろいね

その他、「永久機関」も59件ヒットします。「宇宙戦艦空母」は1件あります。特許法に照らし合わされ、ことごとく拒絶されるのですが、反論して生き残るケースもあります。

これは、お世話になっている弁理士さんの知り合い先生が書いた本。

my-toxtujyo.jpg おもしろ特許満載

管元総理大臣の「マージャン点数計算機」、ご存知ドクター中松の「何度も補正して特許になったウデンワ」、ソフトバンク 孫正義の「ゴルフ特訓マシーン」、平野レミの「レミパン」、ホリエモンのエラー画面広告、ビートたけしと所ジョージのゴルフクラブなど。

楽しそう

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